体育学科
スポーツを通じて、社会を豊かにする手法を探求する
競技、教育はもとより、スポーツトレーナー、マネジメントなど、スポーツが関わる様々な分野の学びを通じて、「スポーツ」と「社会」を結びつける、総合的な力を身につけ、スポーツで社会を豊かにする手法を探求します。
現在、2020年東京オリンピック・パラリンピック大会に向けて、体育・スポーツ界に対する社会の注目度や期待度は大変高い状況にあります。そうした社会との連携を前面に押し出しているのが体育学科のカリキュラムです。8つのコース教育を用意して、それらを自由に組み合わせて学ぶことで社会の多様なニーズに対応できるようになっています。「スポーツを通じて社会を豊かにする」ことを合言葉として、より実践的な学びを重視しているのが体育学科です。スポーツを「する」「観る」「支える」「関わる」・・・さまざまな視点で皆さんと一緒に、スポーツが切り拓く新しい社会の創造に挑戦していきましょう。
コース ※2021年度より、コース数が変更となります。詳しくは、デジタルパンフレットをご覧ください。
アスリートコース
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一流の競技者を目指し、多様な科学的視野・知識から実践的理論・戦略を構築し、自らの競技力向上を図ります。また、実践的場面において応用できる技能や知識を最大限のパフォーマンスへとつなげ、スポーツ競技を軸に活動できる人材を養成することを目標とします。
コーチング科学コース
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スポーツの科学的知見を基盤とし、スポーツパフォーマンス向上のためのトレーニングやコーチングに関する知識を身につけます。さらに、それらを実践的な場で応用していくための技法を教授・指導できる高度なスポーツ競技者や、指導者、研究者の養成を目指します。
スポーツマネジメントコース
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社会と組織の関わり方を深く理解し、多様なスポーツ関係事業(プロスポーツ事業、スポーツクラブ、スポーツビジネス、総合型地域型スポーツクラブなど)を通して、組織の企画から管理・運営に至るまでの総合的マネジメントを担える人材の養成を目標としています。
スポーツトレーナーコース
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アスリートをはじめとするスポーツ競技者の身体面を支援する、実践的アスレティックトレーナーを養成することを目標としています。また、競技スポーツの現場はもちろん、教職や消防、スポーツ産業、健康産業、介護福祉などに従事する際にも役立つ、知識・技能が学べます。
健康科学コース
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体育学の立場から、スポーツを楽しむあらゆる人々のライフステージに応じた卜レ一二ングやコンディショニングの実践的な指導ができる人材を養成するのが目標です。また、健康・体力づくりに加え、生涯を通して健康で豊かな現代社会の健康増進に寄与できる力を養います。
スポーツ教育コース
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学校体育における保健体育教育を中心とした技術・理論を習得し、学齢期の子どもたちの体育・スポーツ活動に寄与していく人材の養成を目標としています。目指すのは、子どもたちの心身の健康づくりに取り組める行動力、実行力、スポーツマンシップを備えた、バイタリティあふれる教員養成です。
スポーツ情報コース
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さまざまなスポーツに関わる情報を収集・分析・整理するための基礎的能力を習得することを目指します。スポーツが持つ価値や豊かさに気づかせ、スポーツ情報を伝える技術だけでなく、スポーツ情報を活用したスポーツ関連事業との融合を実現できる人材の養成が目標です。
スポーツボランティアコース
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スポーツ推進委員などに代表される、スポーツを通した社会的ボランティアの実践的実務者の養成が目標です。一見、職業との結びつきがイメージしにくいコースですが、豊かな社会の実現に必要な「ボランティア精神」と「スポーツの可能性」とを結ぶ、職業観を超越した位置づけのコースです。