武道学科
日本の武道を学び、世界の武道を切り拓く
戦いのための武術から教育手段へと変化してきた、日本固有の伝統文化である"武道"を学ぶ「武道学科」。競技者として、指導者として、社会人として、武道精神を現代社会の中で活かしていく方法を探究します。
武道学科では、武道の持つ伝統文化的側面、競技的側面、教育的側面の探究を心がけた学修を通して、みなさんに「自分づくり」をしてほしいと考えています。今、社会では「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」といった"社会人基礎力"を備えた人材が求められています。こうした力は、単に必要単位を取得すればいいという考えでは身につけません。「武道とは何か?」「武道に対する思いをカタチにするためには、どのように行動するのか?」を考えながら深い学びと、学びの幅を広げることで「自分づくり」が始まるのです。武道で社会を豊かにする人材になるために、実践を通じた総合力を身につけてください。
武道専修コース
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専門とする武道種目を軸に、「術」を超えた「道」の精神を追求し、武道枝術の研究や研績を積み、競技力向上を図るとともに、実践的場面で応用できる技能や知識を有し、最大限のパフォーマンスを発揮できる人材の養成を目指します。また、パフォーマンス向上のためのトレーニングやコーチングに関する知識・技能の教授・指導ができる力を養います。
武道教育コース
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学習指導要領における武道の位置づけを理解すると同時に、中学校の武道必修化に伴い、武道を通して、学校における保健体育教育を中心とした技術・理論を習得させることができる人材を育成します。さらに、武道の伝統的な考え方を理解させ、相手を尊重する態度や作法を体得させることができる人材を養成します。
武道マネジメントコース
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武道の発展及び普及を具現化するためのマネジメント思考や実践力を養い、地域に根を張り、武道で社会貢献して行ける力を身につけます。また、武道が我が国固有の文化であることを自覚し、武道の歴史、文化などを幅広く学び、国内外に向けて日本の伝承文化として正しく発展させていくことを目標としています。