国際武道大学 附属武道・スポーツ科学研究所

実験室等の紹介

207・208号室 解剖・組織学実験室

  • 人体模型・無影灯
    人体模型・無影灯
  • 組織標本作成器
    組織標本作成器
  • 光学顕微鏡
    光学顕微鏡
  • ステロイドのドーピングで壊死巣ができたラットの心臓(Takahashi et al.2004)
    ステロイドのドーピングで壊死巣ができたラットの心臓(Takahashi et al.2004)

主なスタッフ

責任者
立木 幸敏

共同研究者
高橋正人(十文字学園女子大学)、河野俊彦(亀田医療大学)

概要

研究センター開設当初から、当時の最新の機器を備えた解剖学実験室として設置され、人体の構造を研究・教育することを目的としている。マクロ解剖を行う上で無影灯が装備された手術室、組織研究のためのパラフィン包埋作成器、薄切器、光学顕微鏡、凍結切片作成用のクリオスタット、ディープフリーザーなどが完備されている。また発生学研究のための孵卵器などもある。
1995年に大学に移管されたが、解剖学研究室が独立してあること自体、体育大学としてはめずらしいが、機器も解剖学の研究・教育に必要なものを備えている。

主な設備機器

光学顕微鏡、実体顕微鏡、蛍光顕微鏡、クリオスタット、パラフィン包理作成、薄切機、ディープフリーザー、薬品冷蔵庫、標本用冷蔵庫、無影灯、全身骨格標本、局所骨格標本、全身筋標本、遠心分離器

研究・教育

初代の伊藤金得教授(~1992年在任)を中心に、「骨格筋支配神経の組織学的研究」を行っていた。また1992年からは、2代目の河野俊彦教授(~2006年在任)を中心に、特に呼吸器系の組織学的研究、骨格筋再生の研究を行った(「骨格筋再生の機序とそれに影響する要因に関する基礎的研究」など)。また1997年からは立木准教授とスポーツ医学の高橋正人教授(医師)を加えた共同研究でアナボリックステロイドを用いたドーピングの副作用の研究を行っており(「アナボリックステロイドのドーピングが生体に及ぼす影響について」など)、現在に至っている。

センター(現武道・スポーツ科学研究所)開設当初から、武道大生必修の「運動解剖学」(実習を含む)(通年)の講義に活用されていたが、現在は「解剖学」「機能解剖学」(共に半期)の講義に活用されている。また3・4年次の演習・卒業研究「人体の構造と機能」では、骨格・内臓標本での実習をはじめ動物標本の解剖なども行い、質の高い学習を行っている。卒業生の進路によっては「アスレチックトレーナー」の資格取得、「理学療法士」等のメディカル領域への進学を目指すものもいることから、毎年、解剖学の自主講義である「夏の解剖学セミナー」を開催し、系統解剖学の教育に当たっている。

2007年より、体育大学でも「健康運動指導士」((財)健康・体力づくり事業団)の受験資格が得られるようになり、今後ますます解剖学を始めとした基礎医学系の教育の重要性が高まっている。

研究成果

論文
  • M.Takahashi,Y.Tatsugi and T.Kohno ; Investigation of the Attitudes of Japanese Physical Educational University Students toward Doping in Sports ; J Sports Med Doping Stud 2013,
  • 立木幸敏、高橋正人、河野俊彦;「蛋白同化ステロイドの大量投与が雌ラットに与える影響」『国際武道大学研究紀要』第26号:162-165.2009
  • M.Takahashi,Y.Tatsugi,T.Kohno ;'Harmful effects on organs and tissues were evident in rats during the first "steroid cycle" with the use of androgenic anabolic steroid.';"Gazz Med Ital-Arch Sci Med"・168(3):129-41・2009
  • M.Takahashi,Y.Tatsugi,T.Kohno ; Harmful effects on organs and tissues were evident in rats during the first "steroid cycle" with the use of andorogenic anabolic steroid. GAZZ MED ITAL-ARCH SCI MED.;168-129-41・2009
  • M.Takahashi,Y.Tatsugi,T.Kohno ;'Internet-based medical counseling for performance-enhancing drug abuse.';"J.Med.Soc.Toho Univ."・54,115-119・2007
  • M.Takahashi,Y.Tatsugi,T.Kohno ;'Telephone counseling of athletes abusing anabolic-androgenic steroid.';"J Sports Med Phys Fitness"・47,356-360・2007
  • M.Takahashi,Y.Tatsugi,T.Kohno;'Endocrinological and pathological effects of anabolic-androgenic steroid in male rats. ';"Endocrine J."・51(4),425-434・2004.
  • 立木幸敏、高橋正人、河野俊彦「インターネットによる薬物販売の実態調査 -ドーピング禁止薬物を中心に- 」『国武大紀要』・17, 29-35・2001.
著書
  • 高橋正人、立木幸敏、河野俊彦著『新版これでなっとく使えるスポーツサイエンス』講談社サイエンティフィック 2007(分担・共著)
  • 高橋正人、立木幸敏、河野俊彦著 『ドーピング』 講談社ブルーバックス 2000(共著)
科学研究費
  • 平成6年度 国際学術研究;嶋田裕「心臓の形態形成と筋原線維形成に関する分子細胞生物学的研究」
  • 平成7年度 一般研究(C);河野俊彦「骨格筋再生の機序とそれに影響する要因に関する基礎的研究」
  • 平成10年度 奨励研究(A);立木幸敏「アナボリックステロイドの大量投与がトレーニングラットの生態に及ぼす影響について(骨格筋、内臓の組織と内分泌的検索を中心として)」
  • 平成13年度 基盤研究(C);河野俊彦「アナボリックステロイドのドーピングが生体に及ぼす影響について(内臓の病理組織学的検索を中心として)」
  • 平成14年度 若手研究(B);立木幸敏「成長ホルモンを使用した筋力強化がRatの生体に及ぼす影響」

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