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学長メッセージ

2017年 春

国際武道大学 学長 髙見 令英
国際武道大学
学長 髙見 令英

 今年の桜前線は、ほぼ平年通りと予想されていますが、東京の靖国神社にある桜の標準木は、例年より1週間ほど早く、気象庁から開花の発表がありました。ちなみに、千葉県の標準木は、千葉県銚子市陣屋町にある陣屋町公園の桜です。気象庁の定めによると、標準木とは各地の気象台の敷地などにある開花の基準となる木とされています。5輪〜6輪が咲いた状態が開花、8割以上で満開とされています。
 国際武道大学構内の桜の開花は、例年より少し遅いように感じますが、入学式の頃には、満開の桜が新入生を歓迎してくれるはずです。

 大学は、今日(4月1日)から始まった在学生を対象としたオリエンテーションで、2017年度の幕を開けました。4年次生は、大学における学びの集大成として、自ら定めたテーマのもとで卒業研究をまとめ上げる大きな課題があります。並行して、3月から解禁されている就職活動に取り組まなければなりません。最近の労働市場は、いわゆる売り手市場となっていますが、学生一人ひとりが望んでいる就職が成就することを願いたいと思います。2年次生、3年次生は胸に抱いている夢を実現するために、学修、研究、クラブ活動などのさまざまな活動に取り組むことになります。特に、3年次生は、選択した演習担当教員の指導のもと、前述した4年次における卒業研究に向けて準備を進めることになります。

 2017年度の入学式(4月3日)において、大学院武道・スポーツ研究科、体育学部武道学科、体育学部体育学科、別科武道専修課程に新入生435名を新たな仲間に加えて、在学生とともに学生生活を始めることとなります。新入生のみなさんは、どのような夢や希望を秘めているのでしょうか。大学という新たな学修環境と生活環境に一日でも早く慣れ、一人ひとりが勇気を持ってさまざまなことにチャレンジし、目標達成のための活動に邁進することを期待しています。

 最近、日本、韓国、中国のトップ棋士とともに人工知能を搭載したコンピュータが参加し総当たりで対戦するという、囲碁の世界大会のニュースがありました。結果は韓国の棋士が1位になりましたが、人工知能の開発を中心とした技術の革新が、今後益々進展していくことは疑いのないところです。人工知能は、人間の知能を凌駕する時が来るのかということが話題になります。物理学者ホーキング博士やマイクロソフトの創業者ビルゲイツ氏は、おおよそ30年で人工知能は、われわれ人間の知能を凌駕するであろうと予測しています。
 この予測は、おそらく大きくはずれていないように思います。そうだとするならば、これからの私たちに必要なものは、柔軟な創造力、発想力で技術としての人工知能をしなやかに使いこなす能力です。
 学生達に求められるものは、大学における学びの中で、重層な知識を身につけるとともに、パラダイムシフトをはじめとするさまざまな変革に柔軟に対応できる能力を身につけることが大切であると思います。

 学生達のキャンパスライフが、実り多きものとなることを願うとともに、彼らの奮闘努力を期待したいと思います。

2017年4月1日
国際武道大学
学長 髙見 令英

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