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学長メッセージ

2017年 夏

国際武道大学 学長 髙見 令英
国際武道大学
学長 髙見 令英

 四季の一つである「夏」は、天文学的には夏至(今年は6月21日)から秋分(今年は9月23日)の間と定められています。これは、私たちが感じる日常の季節感とそれほど大きく乖離してはいないように思います。もっとも、太古の昔から人は天体を観察しながら暮らしてきたわけですから、当たり前のことなのかもしれません。ただし、梅雨の時期を含んでいますから、夏と言うには肌寒く感じる日が多い年があるようにも思います。
 今年は、梅雨明け近い頃から、九州地方北部や東北地方北部において豪雨による災害が発生いたしました。この災害によって亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。また、被害に遭われた方々が、一日でも早く日常の生活を取り戻されることを願います。
 
 さて、大学は、2017年度前期の授業日程を終了し、定期試験期間に入っています。この後、前期の補講・集中授業が終了すると、夏期休業期間(8月6日〜9月2日)となります。一般の大学では、夏期休業期間になるとキャンパスの中は閑散としてくるのが普通です。しかし、体育系クラブにとって夏期休業期間は、次のリーグ戦や大会に向けた絶好の強化期間となります。国際武道大学の学生の約90%が体育系のクラブに所属しています。したがって、夏期休業期間とは言え、ほとんどの学生がキャンパス内での練習や、学内強化合宿などで大学に通ってきています。キャンパスを眺め回すと、とても夏休み中であるとは思えない雰囲気です。
 
 また、この期間を利用して、クラブごとに来年度の受験希望者を対象とした合同合宿が行われています。推薦入試やAO入試での受験を希望する高校生にとっては、クラブの雰囲気や競技レベルを知ることができるとともに、大学のさまざまなことを体験できる機会となっています。同時に、この時期に開催されるオープンキャンパスには、全国各地から多くの高校生が来学します。国際武道大学のオープンキャンパスでは、在学生がスタッフとして、来学してくれた高校生たちのガイド役となり、キャンパスツアーと称する学内見学をしながら、大学のさまざまなことを、未来の後輩たちに丁寧に説明してくれています。今や名物ガイド役となっている学生たちは、教職員とは違った視点に立ち、高校生の興味を引く話題を提供しているようです。今年も夏の太陽が照りつける中、高校生を楽しそうにエスコートして、キャンパス内を案内する姿を見ることができます。
 
 前期日程が終了すると、学生たちが履修した科目の評価結果が、各教員から大学の電子ネットワークを通じて教務課に届けられます。1年次生にとっては、大学に入学して初めての成績を手にすることとなります。一人ひとりの学生にとって、大学での学びの成果はどのようなものであったでしょうか。大学では、自立した学修を求められるわけですが、学生一人ひとりが満足できる学修成果であったことを期待したいと思います。
 4年次生は、就職活動に取り組んでおり、なかには、クラブ活動と就職活動を併行している学生もいます。教員採用試験を受験した学生は、そろそろ一次試験の結果が出る頃となりました。一人でも多くの学生が一次試験、その後にある二次試験を突破し、来年の4月には教壇に立てるよう期待します。また、民間企業における採用においても、大学での学びの成果が、彼らの求める職業と適切にマッチングしてくれることを願っています。

2017年8月1日
国際武道大学
学長 髙見 令英

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