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2016/09/12(月)
前川直也准教授 日本武道学会で優秀論文賞を受賞


  左:日本武道学会 百鬼史訓 会長
  中央:本学 前川直也准教授
  右:日本武道学会 村田直樹 理事長

 

前川准教授が中心となり、石井教授・越野准教授・矢崎准教授も参加した研究が平成28年度 日本武道学会 優秀論文賞を受賞し、日本武道学会第49回大会総会で表彰されました。


論文要旨
 AHPを用いた柔道競技力の評価尺度の妥当性
 武道学研究第47巻第1号, 1-8, 2014
 前川直也、廣瀬伸良、伊藤潔、石井兼輔、越野忠則、矢ア利加、田村昌大

本研究は、柔道選手の競技力(強さ)を推定するための有効性が認められているAHP(Analytic Hierarchy Process:階層分析法)を用いて,対象試合(167試合、152選手)の結果とその内容からの柔道選手の競技力を算出し,柔道競技力評価尺度(Maekawa et al.,2013)の妥当性を検証することを目的とした。その結果、高い相関関係がみられ、柔道競技力評価尺度の有用性が示唆され、柔道競技力向上に寄与している視点が明らかになった。