ニュース&トピックス

2016/07/15(金)
第9回体育系大学FD・SD研究会及び学内FD・SD研修会を開催

2016年7月13日(水)
「第9回体育系大学FD・SD研究会」を開催しました。
松井 完太郎 教授
 

今回は本学の松井 完太郎 教授による「GPAとルーブリック」の発表が行われました。本学におけるGPA制度導入後の変化について分析・報告があり、単位制度の実質化をさらに推進するため、客観的で一貫性のある明確な評価基準の導入に向けた、本学独自のルーブリックの構築に関する説明がありました。

これにより授業の構造化を図り、学修到達状況を「見える化」することにより、知識・理解、技能といった『結果』とともに『過程』、つまり思考力・判断力など、自ら問題を発見し解決する能力を養うための、学生の主体的な学修を支援します。この評価基準を大学全体で共有化し、さらなる授業改善と教育の質保証の向上に努めていくものです。

 

本研究会は、体育系大学における教育に関する効果的な手法を調査・研究し、会員相互及び社会と広く研究連携することで、教育研究の質保証・向上を図ることを目的としています。

なお、本日の研究会は「大学教育の質的転換に向けた取り組み」として教員及び職員が参加し、国際武道大学FD・SD研修会を兼ねて実施しました。


(GPA:Grade Point Averageの略、各科目の成績を特定の方式によって数値化した成績評価値)
(ルーブリック:学生が何を学修するのかを示す評価規準と学生が学修到達しているレベルを示す具体的な評価基準をマトリクス形式で示す評価指標)