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2010/07/30(金)
7月28日(水)、研究所セミナーにサッカー日本代表チーム帯同ドクターの清水邦明氏をお招きして、「サッカーワールドカップ南アフリカ大会日本代表メディカルサポート〜帯同ドクターから見たワールドカップ〜」の講演をしていただきました。

2010年7月28日(水)、附属武道・スポーツ科学研究所セミナーとして、サッカー日本代表チーム帯同ドクターの清水邦明氏(横浜市スポーツ医科学センター)に、ワールドカップの舞台裏の貴重なお話をしていただきました。

ワールドカップ・南アフリカ大会では、6月4日のカメルーン戦の勝利から日本中が熱狂しましたが、清水氏は、5月21日の国内合宿から、高地に馴れるためのスイス合宿、そして南アフリカ大会と、計42日間も日本代表チームと一緒に生活し、裏で支えてこられました。

講演は、宿舎や周辺の写真、選手のリラックスした様子、練習前の準備から練習後のマッサージの様子、選手の怪我した部位の写真、試合前のロッカールーム、グランドの選手、また料理を作る専属シェフや、尿検査をするスタッフ、あるいは南アフリカの市民との交流会など、ご自身が撮られた写真をたくさん見せながら、合宿生活全般から、医学的準備、個々の選手の素顔、1戦ごとにまとまっていったチームの様子など、他では決して聞くことができないお話しでした。
 

石毛勇介准教授のお知り合いで、合宿出発前からお願いしていたので、国内最初の講演が実現しました。(清水氏は、成澤三雄学長の後輩で研究の手解きを受けたとか、サッカー部では藤川孝幸監督の後輩でもあったとのことで、本学との縁も深かったようです。)
 

セミナーには、1年生から4年生までの学生、学長はじめ教職員も多数出席しましたが、特別に他大学のトレーナーチームの教員と学生も来られました。最後には活発な質疑応答もあって、大変充実したセミナーとなりました。