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2009/07/15(水)
山下泰裕先生が本学で「現代文明論」の講義を行いました。
講義題目「スポーツ(柔道)を通した人作り」

2009年7月15日(水)、1年次生の必修授業「現代文明論」において山下泰裕先生(本学評議員)をお招きし、「スポーツ(柔道)を通した人作り」と題して特別講義が行われました。

本学の創設者である松前重義博士をはじめとする尊敬すべき指導者(恩師)との出会いから学んだこと、紆余曲折の柔道人生を通して得た「人」としてのあり方、そしてそれらの実践活動である「柔道ルネッサンス活動」や「リサイクル柔道衣無料配布事業」など、ご自身の経験と活動をもとに、現代社会における柔道(スポーツ)の果たすべき役割について「人作り・人間教育」の視点から熱く語っていただきました。さらに、「国際交流」から「世界平和」にまで話は広がり、柔道(武道)の「相手への尊敬の気持ち」が国際友好や異文化理解につながることを、ロシア連邦プーチン首相との柔道交流、中国の中日友好青島柔道館の設立、海外へのボランティア学生派遣などの事例を挙げて分かりやすくお話いただきました。

また、『神奈川県体育協会の会長として、スポーツにおける「フェアプレー精神」を基調にした「いじめ防止」活動への取り組み』、『学んだことを活かし、人生のチャンピオン(勝利者)になる』、『夢を持つこと、持ち続けること、夢の実現を強く願うこと』、『最強の選手ではなく、最高の選手になる』など、山下先生の多岐にわたる活動とメッセージに受講学生全員が熱心に聴き入り、大きな刺激を受ける貴重な時間となりました。