国際武道大学
 
2007/09/03(月)
文部科学省の平成19年度特色GP(特色ある大学教育支援プログラム)に、本学の「学生によるスポーツ医科学サポートシステム」が選定されました。
 GPはGood Practice(優れた取組)の略で、特色GPは、各大学が工夫を凝らした特色ある取組で、他の大学でも参考となるような優れた取組という意味です。文部科学省は、大学に対して、GPによって、各大学の個性・特色を明確化するとともに、広く社会に積極的な情報提供をして、大学改革を推進することを求めています。
 全国の国公私立大学から各1件申請があった取組から、専門家等の第三者評価による公正な審査によって選定されます。選定は申請数の15%程度という厳しい競争で、今回は申請した区分で75大学から、10大学が選ばれました。




選定された取組
  「学生によるスポーツ医科学サポートシステム
    〜傷害予防とリコンディショニングの指導実践〜」
  取組担当者 山本利春教授 ・ 笠原政志教務職員
  事務担当者 魚住孝至研究所長(事務室長)
取組の概要
   体育系の本学では、授業やクラブ活動で激しいスポーツが行われるので、スポーツ傷害予防と治療・リハビリなどのニーズが非常に高い。他方、スポーツトレーナー学科があり、学部全体でもトレーナーの勉強を志す学生が多い。
 本学では、10年以上前から専門の教職員(医師、アスレティックトレーナー、理学療法士、看護師)の指導の下に、学生トレーナーチームを組織し、全学生の傷害予防を図るとともに、トレーナー教育の実地研修をさせている。
 学生トレーナー約170名(全学科1〜4年生)が、専門教職員の監督下で、
 @新入生570名のメディカルチェック
 A傷害学生のリコンディショニング補助(年間のべ3500名)
 B学内セミナーの開催(年4回220名参加)
 C学外大会でのトレーナー活動(ここ3年間で51大会のべ2500名受診)
などを、システム化して行っている。
 今年度から、トレーニング設備を備えた新校舎(20周年記念9号館)がオープンしたので、トレーナー活動に体力強化トレーニングや競技力向上を目指した科学的支援も合わせた、学生主体の総合的なスポーツ医科学サポートシステムの構築を目指している。
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